【不登校の親】心がラクになるためにやったこと(その3)

不登校
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娘の不登校の時期に、私が実際にやってみて「少し気持ちがラクになったこと」の3つ目をご紹介します。

【安心のために その3】自分がやりたいことを楽しんでみた

娘が学校に行かなくなり、部屋にこもって過ごすようになった頃。

私も仕事が休みの日は、なるべく娘のそばにいようと外出せず、家で過ごしていました。

でも…

家で娘に気を遣いながら過ごしていると、頭の中はネガティブな考えでいっぱいになり、何もしていないのにすごく疲れてしまったんです。

仕事は休みなのに全く疲れが取れず、ストレスだけが溜まっていく…。

娘がしんどい気持ちで部屋にこもっているのに、私だけ楽しむなんて…と気を遣っていたら、私のほうが先に潰れてしまいそうでした。

そこで思いました。

✨「できる範囲で、自分が楽しいことをやってみよう!」

✨「私が楽しんでいたら、娘も楽しいことを探しに出てくるかも!」

そんな気持ちで、自分がまず笑顔になることを意識してみたんです。

まるで、天岩戸に隠れてしまった天照大神を誘い出すかのように…


母、パンを焼く

娘はパンが大好き。

いつもは市販のパンを用意していましたが、

「小麦は食べ過ぎも良くないし、米粉で作れたら体にも優しいし、美味しいかも!」

と思い、ネットで検索。

すると、オンラインで米粉パン作りを教えてくれる教室を発見👀✨

オンラインレッスンなら、娘もパンの香りや講師の声につられて顔を出すかもしれないし、そうでなくても大好きな「焼きたてパン」を食べたら喜ぶはず。

ちょっとドキドキしながら、オンライン教室に申し込みました。

初めてのパン作りは、道具や材料を揃えるだけで不安になりましたが…

先生がとても優しく、丁寧に教えてくださったので、私でも美味しいパンを焼くことができました✨

無心でパン生地をこねる作業は、ストレス解消にもなります。

毎回違うパンが焼けるので、飽きずに続けられました。

娘も「この前のパンより、こっちが好き」と感想をくれるように🍞

トゲトゲしていた娘が少しずつ話してくれるようになり、その言葉が胸にジーンと沁みました。


憧れの着付けに挑戦

ある日、押し入れを整理していると、母や親戚から譲り受けた古い着物が出てきました。

「可愛い柄だし、着てみたいな…」

「自分で着られたら楽しいかも?」

そんな風に思い、これもネットで検索すると、家の近くに着付け教室を発見!

しかも、ありがたいことに無料でお客を呼んで高い着物を買わされるのではという心配がなさそうな教室でした

すぐに体験を申し込み、講師の方に相談すると

「手持ちの道具でも大丈夫ですよ」

と丁寧に教えてくださり、やる気がアップ!

浴衣から練習し、簡単な帯結びなどを順番に学び…

まだ完璧とは言えませんが、なんとか自分ひとりで着られるように。

家で着付けの復習をしながら娘に見てもらったりして、着物の時間を楽しみました。

残念ながら、母の着物はサイズが小さく外には着ていけませんでしたが…

日本文化の良さを改めて感じられた、いい経験でした。


やってみて感じたこと

娘の機嫌がいい時には、私のしていることを覗きにきたり、話を聞いてくれたりしました。

そして何より、私自身の気分転換になったのが大きかったです。

「子どもを放っておいて遊び歩くのはNG」

でも、

「子どもが沈んでいるからといって、母親も家でじっとしていないといけないわけではない」

そんな風に、心のハードルが少し下がりました。

家で私がニコニコ過ごしていると、娘にもいい影響があった気がします。

私の中では

「母ちゃんは、クヨクヨしているよりもニコニコしているほうがいいらしい」

というのが大きな気づきでした🌸


読んでくださってありがとうございます

また遊びに来てくださいね。

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