前回に続き、当時の私が「親として安心するためにやっておきたい」と思った高校進学の情報収集方法をまとめておきます。
今回は 高等専修学校 についてです。
1. 首都圏進学フェアに行ってみた
近所の公立高校がアクティブスクールに変わると聞き、パンフレットや詳しい説明が得られるかも?と期待して、中2の夏休みに開催された「首都圏進学フェア」へママ友と行ってきました。
(子どもとは行かず、友だちと美味しいランチを食べるついでに自分の息抜きも兼ねて出かけました😅)
お目当てのブースでは、
「アクティブスクールになることは決まっていますが、詳細はまだ未定。来年の学校説明会でご案内します」
…で終了。ちょっと肩透かしをくらった気分になりましたが、まだ決まっていないものは仕方がない・・・
気を取り直して会場を回っていると、すごくおしゃれな制服が飾ってあるのを発見!
近寄ってみると聞いたことのない学校名です。聞いてみると、 高等学校ではなく 高等専修学校 でした。
高等専修学校って何?と思い説明を聞くと、普通科では学べない専門分野を学べて、卒業時には大学受験資格も得られるとのこと。しかも内申は関係なく受験できると聞いてワクワク!
娘も「制服がかわいい」と少し興味を示したので、オープンキャンパスに参加してみることにしました。
2. 初めてのオープンキャンパス
私と出掛けることに少し不機嫌そうな娘を半ば引っ張るように(笑)、高等専修学校のオープンキャンパスへ。久しぶりの親子でのお出かけでした。
見学した学校の特徴は…
- 映像・イラスト・ダンス・音楽などをプロから総合的に学べる
- 一つの分野に絞らず「幅広く学ぶ」ことで相互に役立つスキルを身につけることができる
- 「全部好き!得意!」より「初めて挑戦する人」「苦手分野がある人」にこそ学んでほしいスタイル
- 制服はしっかり着用、マナーを守れば髪色やメイクは自由
- 1学年30名と少人数だけど、進路指導を丁寧におこなってくれる
- 基本教科は国語・英語のみ。他は専門授業で「答えのない問いを考える」学びが中心
- 学費はやや高め
私の知っている「高校」とは全く違う、とても個性的な学校。
あとで調べると、美容・服飾・料理などが学べる多種多様な高等専修学校があると知り、「自分の高校受験の頃とは全然違うなぁ」と驚きました。
(私の時代はネットもオープンキャンパスもなかったので、知らなくて当然ですが💦)
最初は不機嫌だった娘も、自分の見た事のある番組にイラストを描いたりして活躍しているという先生の話を聞くうちに、
🌟本当にテレビなどにイラストを提供しているようなプロが教えてくれる
🌟習ってみたいと思っていたギターなどの楽器を教えてもらえる!
🌟授業に使うために、自分専用のパソコンを持てる!
🌟カリキュラムにダンスやら色々とあって楽しそう!
…と少しずつ興味を持つように。中学校とは全く違うスタイルの学びに強く惹かれたようで、
「こんな学校なら行ってもいいかも・・」
と未来への期待を少しだけ持ってくれました。
この経験をきっかけに、娘も「他の学校も見てみようかな」「行きたい学校に行くために、少しは中学に行った方がいいのかな?」と、前向きに考えるようになったのは大きな変化でした。
自分の知らなかった高等専修学校について知ることができて、中学卒業後の進路もたくさんあることがわかってさらに安心できました。
また、高等専修学校の学費が高いことを知ったことで、「通信制高校も手厚いし、色々な特色があるからから学費が高いのも仕方がない…そういうものだよね。」と思えるようになり、娘の好きな進路を選ばせてあげるために家計管理を見直しはじめるきっかけにもなりました。
次回は「【不登校の進路】高校選びの情報収集③ 通信制高校」について、情報収集の方法や実際に見学して感じたことをまとめます。ぜひまた読みに来てくださいね。
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